有限会社白銀屋商店
- 流通・小売
- 島根県松江市
登録企業情報OPERATING COMPANY
有限会社白銀商店は、現社長の岸本孝弘氏で六代目となる老舗企業です。創業は1889年(明治22年)で、銀細工の仕事からスタートしています。そして1953年(昭和28年)、戦後の混沌とした状況を見てきた先代経営者が、これからはお客様に安全・安心な食べ物をお届けしようと考え、食料品店の経営を始めました。岸本社長が大学を卒業して家業を継ぐことになったころは、まだ社員も少なく、365日ほとんど休みなく働いていたそうです。岸本社長は「このままでは社員に相当の負担をかけてしまう。休みも与えたいし、給料ももっと払いたい」と考えて、もっといい会社にしようと決心しました。現在、当社は「アイパルテ」というショッピングセンターの中に食料品の店舗を構えています。平成元年頃から計画を立て始め、平成12年に今の店舗ができました。アイパルテには当社以外に、ドラッグストア、メガネ店、クリーニング店、本屋などが入っています。
当店には3つの特徴があります。一つは、「アイちゃん畑」販売コーナーです。地元の野菜や果物を近くの農家から直接仕入れ、販売するためのものです。農家の人が野菜や果物を自分で並べ、古くなったものは農家同士で互いに取り除き、つねに新鮮な商品が並ぶように協力し合っています。二つ目は「グラムバイキング」コーナーです。ここは白米や五穀米のご飯、揚げ物や煮物などの惣菜を好きな量だけ購入できるバイキングスタイルの惣菜コーナー。「自分で料理しなくてもいいし、おいしいものを少しずつ食べられるから助かるわ」とお客様、特に地域の高齢者に大好評です。三つ目は「いいね商品」です。当社では赤い羽根募金活動にも力を入れており、「いいね商品」を購入してもらうと、そのうちの一定額が寄付される仕組みになっています。「いいね商品」は社員のアイディアで開発していて、社内モニターの声を聞いて商品化するようにしています。
医食同源という言葉がありますが、食は私たちが生活するうえで、一番大切なものです。「私たちがお届けする商品は安全で安心できるものばかり。そのために食材はできるだけ近くの農家から仕入れ、自社で加工・調理しているのです」。岸本社長の食に対する姿勢は厳しく、プロ魂が感じられます。求める人材像については「やはり食べることが好きでないとね」と語り、「お客様とともに勉強し(食育)、お客様とともに楽しんでいきたい(食楽)」と話す目はきらりと光っていました。将来的には社員の幸せを実現しながら、惣菜専門店を地域密着型で多店舗展開するというビジョンを持っています。
私はスーパーマーケットのレジがどうしても打ってみたかったのです。それで当社の募集を見て、すぐさま応募してしまいました。最初は短時間パートからスタートしたのですが、副店長から8時間の枠が空いたと聞いて、迷わず変更しました。担当はサービスカウンターです。失敗もたくさんしますが、先輩はとてもやさしく指導してくれます。朝、出社すると各部門の人に挨拶します。だからみなさんすごく仲がいいですし、言いたいことは何でも言える社風です。社長に直接意見を言うこともあります。また、お客様も私の名前を覚えてくれて、「三上ちゃん、おはよう」と声をかけてくれます。日々挑戦でやりがいがあり、毎日が本当に楽しく幸せです。明るく、好奇心が強く、チャレンジ精神の旺盛な人にぜひ入っていただきたいです
地域密着のスーパーマーケット 食の安全・安心をお届けします