
山陰クボタ水道用材 株式会社
人材募集中
- 不動産・建設・設備
- 島根県松江市

登録企業情報OPERATING COMPANY
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杉谷雅祥社長は、慶応義塾大学卒業後に地元島根に戻り、父が経営する山陰クボタ水道用材株式会社に入社しました。同時に、グループ会社の石東農機株式会社に入社し、1年後に役員に就任して経営に携わりました。
しかし、石東農機の経営が悪化し、資金繰りも厳しくなり、金融機関から融資を断られるなど、「会社を辞めたい」と悩んだ時期もありました。そんな折、父から「事業は無形の財産。信用を得るのは時間を要すが、失うのは一瞬。逃げたら何も残らず、辞めれば社員が路頭に迷う」と諭され、悩んだ末に「やり抜くしかない」と腹をくくり、前向きに取り組むことにしました。当社の現在があるのは、どんな状況においても父の教えを信じ、チャレンジし続けた結果です。
いまでも当社は、公共事業減少の中、若い人に希望を失わせないために、勇猛果敢に新しい分野に挑戦しています。
社員には、学歴に関係なく公平に扱い、大卒者も現場を経験させています。社員教育では、現場が全てで、技術は指導されて覚えるのではなく、現場で先輩の背中を見て覚え、不明点は聞きながら行動するよう指示しています。その結果、「自ら研究し、創意工夫する」という文化が醸成されてきました。社員から、「楽しい」との声が聞こえてくることは経営者としてたいへん嬉しく、また、経営者が喜ぶ姿を見て社員はやる気を出すのです。この循環が良い社風を作っているのです。「不可欠なのは、社員のやる気を醸成すること」と幹部に浸透させています。
一方、1969年頃から、講習費用を補助するなどの各種資格を取得するための支援を他社に先駆けて実施しており、その金額は1資格あたり最高15万円までに設定されています。「資格取得は、自ら勉強することになるし、取っておくと自身に役立つ」と常日頃から伝えているそうです。
また、労働時間については、夜間や休日などの緊急対応時には交代出勤をするなどして、週40時間を完全適用しています。
福利厚生面では、花見や忘年会、隔年の社員旅行などは全額会社負担で実施しています。1982年から発行している社内報「さんくぼネット」には、社員旅行などの様子が掲載され、社員のコミュニケーションに一役買っています。
当社の基本方針は「地域社会や顧客への役立ちに比例して会社は発展する」としており、高性能、高品質、短納期で、常に気持ち良く応対し、仕事を通じて楽しさを提供しています。社会から必要とされる企業でなければ、継続は出来ません。水道はライフラインの一角であり、生命に直結する重要な役割を担っているのです。
これを遂行するための行動指針として、「創意工夫で仕事のやり方を改善」など5項目を定め、チームワークを大切にして仕事を推進し、地域社会や顧客のニーズに応え続けています。
担当は水道資材の販売営業です。顧客を訪問し、物件を調査確認し、見積もりを提出します。注文を頂いたら納入するのが仕事です。取引工事業者から使用方法等の質問があるので、常に勉強し提案しています。営業ならではの苦労も多いですが、入社して7年経って思えば、自分の成長が実感できる良い仕事です。
あるとき仕事上で失敗し、納期が間に合わなくなり、工期も延長になったので、お詫び訪問を覚悟していました。
しかし、上司に相談すると「小さいことで悩むな」と支援して下さり、とても気が楽になりました。この経験により仕事の意味を深く理解でき、今では責任感を持って楽しく取り組むことができています。上司の思いやりと度量の広さを感じた出来事でした。
水道はライフラインのため、自然災害での復旧も迅速に行わなければなりません。歴史のある会社なので、その責任は重大だと感じています。革新と実績を生み、業者や役所に信頼を得ていると感じられるこの会社で、やりがいをもって仕事に取り組んでいます。
「ライフラインを守る使命」どんな状況でもやり抜く責任感
○水道資材、設備資材の販売
○ミネラルウォーターの製造・販売